高引火点切削油
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 高引火点油性切削油 ケミカットF-920

 

ISO14000Sの取得や企業のコンプライアンスの重視から工場現場の消防法の遵守が大きく取り上げられてきています。

しかし加工油剤を多く使用される現場では消防署の許可なく指定数量以上を保有しているケースが以前より多く見られます。

水溶性加工油も以前より性能がアップし、水溶性化できる設備や加工では水溶性化に移行していますが油性でないと対応出来ない設備や加工、特に水溶性では面粗度や工具寿命が満足できない加工では油性の加工油が絶対必要になります。

潤滑油剤のほとんどが第3石油類または第4石油類に分類されていますが平成13年に消防法が改正され引火点が250℃以上引火性液体について危険物から除外されました。

 

ケミカットF-920は植物油由来の合成油を基油として構成された高引火点の切削油です。従って消防法でいうところの危険物分類から外れ、指定数量にはカウントされません。

従来の高い引火点を持つ基油は引火点と比例して粘度も上昇し鉱物油ベースのものでは250℃以上の引火点では60cst(40℃)以上の粘度のものになり切削油剤としての基油としては粘度が高すぎることになります。

ケミカットF-920は高引火点と低粘度を実現した製品で切屑からの持ち出し油量を低減できます。また加工においても高粘度ほど油膜が増しますが、冷却性や浸透性が劣ってきます。現在第3石油類の切削油を使用されている環境では高引火点の切削油の選定は低粘度化が命題となります。

またケミカットF-920は開発から約2年の実機テストから酸化劣化などの分析データで長期間の連続使用の安定性を確認しました。

このようにケミカットF-920は水溶性加工油の使用しにくい環境での消防法の指定数量のクリア、火災の予防には最適の油剤です。

 

適用加工 BTA ガンドリル等深穴加工  バーマシン等の旋盤加工    タッピング、 ドリル、エンドミル等のマシニング加工

    

材料 

ステンレス鋼 アルミ合金 炭素鋼 合金鋼等マルチメタルに対応します。

性状
外観 黄色透明
粘度cst 40℃ 26.0
引火点  ℃ 278
銅板腐食 100℃×1h 1a
流動点  ℃  -15以下

 

※ 活性型硫黄添加剤配合の重加工タイプケミカットF-920Sもあります。銅合金は変色しますので注意してください。

 

 

 

※  より低粘度化の要求に対応し極低粘度のケミカットF-980を開発中です。代表性状は下記のスペックを予定しています。 

極低粘度高引火点切削油ケミカットF-980

性状
外観 黄色透明
粘度cst 40℃  14.0
引火点  ℃ 250以上
銅板腐食 100℃×1h 1a
流動点  ℃ -30以下

 

 

 

 

 

高引火点摺動面潤滑油 KTKスライドウェイ68HF

 

 

引火点250℃以上の指定可燃物に該当する摺動面専用油を開発しました。

大量に摺動面油を保有する大型機械や機械の保有台数の多い工場に最適です。

 

性状
外観 暗褐色透明
粘度cst 40℃  68.9
引火点  ℃ 256
銅板腐食 100℃×1h 1a
流動点  ℃ -1以下